お知らせ
クニツィアの名作が新規アートで復活!『ファイブシーズンズ』
ファイブシーズンズ
2-4人 15分 7歳〜
日本には五つの季節があります。
春、夏、秋、冬、そして梅雨です……。
ライナー・クニツィアの名作「ケルト」の簡易バージョン「ケルトタイル」を名作小箱シリーズ第四段としてリメイクいたしました。
数字を昇順か降順に並べていく非常にシンプルなゲームで、普段ゲームを遊ばない方とゲーム好きな方が一緒に遊んで楽しめるようなタイトルです。
ルールも簡単なので、遊び方を軽くご紹介しましょう!
池ボードの回りに、花びらタイルを裏向きで並べます。
自分の番が来たら裏向きのタイルを1枚めくります。
えいや!
うーん、緑の4かあ。
これは個人ボード。ここに自分のタイルを色ごとに並べていきます。
緑だからココね。
お、今度は緑の5かあ。イイネイイネ。
*数字は色ごとに昇順か降順で並べなければなりません。一度上げ始めたら下がれない、下がり始めたら上がれないということです。
上げる場合は個人ボードの上に並べていきます。
ちょっと間は空いちゃったけど、いい感じ。
ギャーーーーー!
緑の7は置けないので、
置けないときや、置けるけど置きたくないときは、泣きながらタイルを池ボードに捨てます。
悲しいけど池に花びらが浮かんだみたいで綺麗です。
池に捨てたタイルは表向きのままとなり、これ以降手番で裏向きのタイルではなく、池に浮かんでいる表向きのタイルを選ぶことも可能です。
自分は欲しくないから捨てたいけど、他の人が欲しそうだったりするとギギギギギとなるかもしれません。
こんな感じで色ごとに並べていきます。
同じ色を集めることで点数がアップしていくのですが、
枚数が少なすぎると、、、、逆に失点になってしまいます!!
0枚なら0点なので、中途半端に取るくらいなら1枚も取らないほうが良いということですね。
人数によって、かなりプレイ感は異なります。
2人プレイだと、マイナス点で終わることはほとんど無く、ゆるやかなプレイ感。
3人プレイだと、5色集めるか、4色集めるか微妙なところです。5色をバランス良く取っていくのか、4色に特化して集めるのか。
4人プレイだと、5色集めると点が伸びにくいので、色の見極めが大切になります。
いくつかある特殊なタイルもゲームを盛り上げます!
「真珠」集めると得点!集めないと失点!
*真珠は0個でもマイナス点です。恐ろしい、、、
「水引」シンプル得点!ただただ嬉しい!
「車輪」幸せを運んでくれる車輪です。もう一度追加手番ができます!私って幸せ!
これは得点計算駒。大正時代をイメージした乗り物駒です。可愛い!
伏せられたタイルをめくり、手元に置くか、捨てるかを選ぶだけのゲームなのですが、
さすがはクニツィア、さすがはケルト、という感じで、
シンプルな中にも遊んだ感というか、ジレンマや他のプレイヤーとの関わり合いが生まれてきます。
非常にシンプルなゲームなので、コアなゲーマーの方には、正直物足りないと思う方もいるかもしれません。
このゲームは、肩肘をはらずに、いろんな層の方々に遊んでいただければ嬉しいです。
普段なかなか複雑なゲームをお薦めしにくい人たちっていませんか?
年末年始にご家族、ご親戚が集まったとき。
久しぶりに集まる、難しいボドゲはちょっと、、、、というタイプの友達。
そういう場所で、少しだけ頭を使って悩んでもらう。
考える喜びを感じてもらう。
このゲームはおそらく、そういうタイプのゲームだと思います。
たくさんの人たちにユーロゲームって面白いな〜〜と思って貰えれば嬉しい限りです。